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寝ては夢 起きては寝言
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いらっしゃーい。
あらっ、まーぁまた運のいいヤツが来た。

だってぇ、ごめんごめん
はい、ずいぶんとお久しぶり。
え、ビール?ふーん。

あぁ、はいはい失礼しました、
おビールいっちょう、よろこんでー。




え?何が運がいいのかって?
知りたい?
今日はねぇ、大好物があるわよぅ。

……
相変わらず失礼な人ねえ、
ここに好物なんてあったっけ、ってアンタ
そんなこと言うわりにはよく来るじゃないのよ。

あわててお世辞言ってもダメよぉ。

まぁ反省すればよろしい、としますか。
じゃぁすぐ、用意してあげるわね。

ほーら、おまちどう、好きでしょう?鰻。
トロロもあるのよ、うなとろ。
タレじゃなくて、醤油がいいと思うけど。




いえね…

古今亭志ん五さんの「鰻屋」をDVDで見てたらさぁ
なんだか鰻が食べたくなっちゃって。
それで自分の分と、少し余分に買って来たのよ。
やぁねぇ、スーパーのなんかじゃなくて、
ちゃんと鰻屋のだから美味しいわよ。

それと、
韮と茸の玉子とじ、これも好きよね?

ね、やっぱり日本酒がの呑みたくなったでしょう?
だからビールって言われた時ふーん、って言っちゃったのよ。

お燗?ダメダメお燗はつけないわよ。

無精じゃぁないわよ、あんた、今何月だと思ってるの。

ピンときた?
さすが!っていうか、忘れてたの?
だめねぇ、酒呑みの風上にも置けない奴。

はい、伏見から取り寄せ
純米大吟醸 玉乃光 ひやおろし
出てすぐに注文したのをずーっと開けずにとっといたのよ!
一か月も前に届いてたんだからぁ。

え、開けなかったのは一本だけだろうって?
ふふっ、バレた?

だってぇ、お客はあんただけじゃないもの。






あぁ、志ん五さんの鰻屋を聞きながら
お燗酒をやるのが好きだった。
肴は鰻じゃなくて、胡瓜のこうこでいいんだよ。
鰻っていうと、夏の食べ物のようになってるが、
鰻にビールで「鰻屋」じゃぁ、サマになんねぇもんなぁ。



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昨日、五日は古今亭志ん五師匠の告別式だったそうだ。

志ん五さんは大好きな噺家さんだった。
テレビでしか見たことがなく、ぜひ一度生で見たいと
寄席に行く機会があると、一番に名前をさがしたものだ。

昨夜と今夜は志ん五さんの録画を見ながら一杯やった。









あーぁ、今日はなんだか半日も頭が痛い。
普段は頭が痛くなることなんてないんだけどな。

このところ珍しく頭を使っているからかも。
不測の事態にノーミソがビックリしてるに違いない。
ってか、
おいらにも使えるノーミソあったんだぁ。

で、今日は頭痛で色々考える気力がないので
晩酌はどうしようか、と、思っていたら
サンマが六尾で398円。
だれだい、今年はサンマが不漁で高いなんて言ったのは。

大家族でもなし、そんなにイッパイどうすんの!?
と、思うだろ?
今日のところはとりあえず、焼いて食おう。
で、残りを明日まで生でとっといたんじゃぁ不味くなっちまう。

そこで、残りはもちろん今日中に、
生姜を大量に入れた骨なしサンマにして明日食う。




サンマと水菜のサラダと、チューハイ。
いやぁ、今日はこれで十分だな、頭痛いし。

ところで、このサンマを買うときの魚屋の若いあんちゃん、
「どれがいいですか」
というから
「ウマそうなとこ頼むよ」
と、お決まりの返事をしたつもりが、
皿に盛られ、たっくさん並べられた大量大漁の
何十匹のサンマを真剣な目つきであれこれ観察し始めた。

えぁ~……
何十匹のサンマの中から
マジで『いいヤツ』を六匹選ぶ気かい?
切り身なら背側、腹側とか好みもあるだろうがなぁ。
いいサンマを真剣に吟味するおまえ、いいヤツだな。

これから魚はなるべくキミのとこで買うことにするよ。
そのたんびに、
「ウマそうなとこ頼むよ」と、言ってな。

そしていつの日か、適当なところを選んで、
「一番いいとこ選んどいたから!」
と、自信満々の笑顔で言える日がきたら、その時は
『良く頑張ったな、あんちゃん。』と、
そっと心の中でつぶやいてやるぜ。

やっぱりもうちょっと、なんか作るかな。
頭が痛いし、あとは簡単なモンでいいや。
鶏レバーのネギ塩焼き。
しかし、このところ、根深がすごく高いんだよ、
で、今日は細ネギだか万能ネギだかいうのにした。



これもいつもの煮たレバー同様、秘伝の焼き方で、
生ではなく安全に、かつ、全然パサパサしていない。

わはは、チューハイもいいが、ビールにもいいぞ。
日本酒でやるなら、塩でなく醤油がいいかもな。
しかし、変なガラの皿だよなぁ、気に入ってんだけど。

次はおいらの大好物。



水菜とあぶらげの煮びたし。
居酒屋なんかじゃ水菜をサラダで出すが、
こいつは本来、生で食う野菜じゃぁねぇ。
水菜、京菜は煮びたしが一番いい。
作るなら出汁はきちんとかつぶしでな、
間違っても、粉末調味料なんて使っちゃダメだ。

あとは高野豆腐。
も、いいが、
実は一緒に煮た干しシイタケのが好きなんだなぁ。



高野豆腐って、酒に合うのか合わんのか、
んー。
なんとも言えんところに位置するんだが、
涼しくなってくると、こんなのも悪くない。


あぁ、今日は頭が痛ぇから画像をアップして、
簡単な説明付けるだけにしようと思ってたのに、
指が勝手にキーボードを操作しやがる。
おい、よう、いい加減にしねぇか、
今日はもうこれっくらいでやめにしようぜ。






すっぽんって漢字、難しいんだな。

じゃなくて、すっぽんてかわいいよな。
二つ並んだ小さいまるい鼻の穴がかわいい。

食べたことないんだけど、どんな味なんだろう。
でも、このかわいいのを見ちゃうとなんだかなぁ…




食べられるために飼われてるとも知らないコイツ。
水槽に指をあてると指の方を見る。
指を移動すると、そちらへついてきてみる。
うぅむ……
ワニとか、カエルとか食ったおいらだ、
スッポンがどうのこうのという気はないが、
でも、こんなかわいいヤツ食べるのヤだな。
食べるならイケスのない店がいいや。


ところで、大好きな杉浦日向子の『百日紅』という本の
「女弟子」というのでスッポンの話があるけど、
読んだことある?
 




えー、いつもここを読んでくだすってる皆さんは
そんなことぜーんぜん興味はないだろうが、
こないだから書いているおっちゃんは料理ができるのか?
という話。

ここで、誰というわけにはいかないんですが、
「あんな奴でも料理とかできるのかねぇ」と
心配して下さる方がいらっしゃるので、
大丈夫、おいらぁなんとか食っていけますだ
ということをお見せして、安心していただかなくてはな。

この前はたまたま作ったもんがそうだったので、
シチューの作り方なんて書いたが、本当は和食が得意。

木の又から産まれたおいらにゃぁ
生まれた時からおっかさんてもんがいねぇから
ガキの時分から飯は自分で作るもんだった。

学校の帰り道、スーパーによって買い物をする。
今回、その頃のことを思い出して気がついたんだが、
あの時分にゃぁ、スーパーの魚売り場でも切り身でなく、
一尾丸のまんまの魚が色々売ってたけかなぁ…

アジ、サバなんてのはもちろん、大きいとこではイナダとか、
なんでも丸ごと一匹で買ってきたのを
さばいて煮たり焼いたりしたもんだ。
さばき方は釣り好きのおとっつぁんから教わった。

それを思うと最近の魚売り場は切り身が多い。
切り身でなくても、鯖なんて大抵おろしてあるよな。

そうだ、あの頃は肉より魚ばっかり食ってたなぁ。
得意なのはイワシの梅煮。
イワシはやぁらけぇから、手開きにして梅干を入れて煮る。

うーん、今思えば中学生の時分から
酒呑みみてぇなもん作ってたじゃねぇか。
さすが、おれさま。

でも、あの頃は圧力なべなんて物を知らなかったから
骨ごとバリバリと噛みしめて食ったっけなぁ。

うーん、なつかしい……
普段は過去を振り返ったりしないタチのおいらですが、
師匠のおかげで何十年ぶりに色んな事を思い出しやした。

 




いやぁ、今日は暑かったね。
でも、夏じゃないから炎天下とは言わないか。

まぁ、とにかく
今日は秋晴れの空の下、
ひっさしぶりに全力疾走しちゃったぜ。
しかもサンダルでな。
さらに、最近ちょっとやせ気味でGパンがゆるくて
ずり落ちそうになりながらな。
おまけに貧血。

サンダルとGパンが脱げないようにしながら
走ったので足が余計に疲れた。
暑かった。
貧血で倒れなくてよかった、みっともねぇもんな。

しかし、マジで走るのは気持ちよかったぞ。

脱げない運動靴をはいて、本気で走ってみたい、
ようなきがした、かも。

何しろおっちゃんはなぁ、
若いころは持久走メチャメチャ早かったんだぜ。
料理が上手くて、走るのが速ぇえときたら、
こりゃぁ、モテること間違いなしだな、
こまるんだよなぁ、そういうの。ハッハッハ

しつこくてゴメン。
何が言いたいかといえば、
とにかく、
そういう日は、
やっぱり、

ビールがウマいよね!





水菜とじゃことトマトのサラダ。
だというのに、リンゴがへぇってやがった。
けしからんと思わんか。





ガキの時分からシシャモといって食べてきたもの。
キャペリン、またの名をからふとシシャモ。

そいつが実は資源保護のための代用品で、
本当は別に日本の固有種の「ししゃも」という魚がいる
ということを知って、もう、10年以上になる。

その時は「これが本物の柳葉魚だ」というものを
ぜひとも食べてみたい、と思った。
が、
本物の柳葉魚がなかなか売っていない。

珍しく売っているのを見つけても、凄く高い。
そして、
おっ、これは本物にしては安いではないか!?
と思って良く見ると、それは雄。
ようするに、子持ちじゃないってこと。

そのうちそれほど興味もなくなってしまった。

その、本物のししゃもの雌を今日見つけた。
小ぶりなのが8尾で398円。
一匹約50円か…
その横でアジの開き一枚、鮭の切り身一切れが
100円で売っているのを見ると、高い感じがするが、
まぁ、398円という値段は居酒屋で飲むことを思えば
どうということもないので買ってみた。

これが本物?のししゃも様。




柳葉魚の存在を知って十数年、
ついに始めて食べるぞ。

あぐ、もぐもぐ。


これ、シシャモじゃないじゃん。

からふとシシャモは日本固有種のシシャモに比べて味が劣る
だとか、
日本固有種のシシャモはからふとシシャモより格段に美味い
とか、
本物ししゃも様のお噂は、かねがねうかがっていた。

どっちが美味いかとかはもう、個人の好みとか色々あるだろうが、
生まれてこのかた、何十年もシシャモといって食べてきた
からふとシシャモ、キャペリンくん
おいらにとっちゃぁ、こいつがシシャモだな。


シシャモとからふとシシャモ

 ← からふとシシャモ キャペリンくん



 ← 日本固有種 柳葉魚様






まぁ、なんだかんだいいましたが、
おいらはいつもと変わりなく、
本日も酒がウマかったってことさ。




ししゃも、キャペリン、レバーしぐれ煮、筑前煮、オクラ納豆、
玉乃光 純米 ひやおろし
モロヘイヤの味噌汁




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  ノミムシです
 
 趣味は 暴飲暴食
デザインをもうちょっと、
何とかしたいんですが、
HTML を書き直すのが
面倒だし目が疲れるし…
いつになることやら。

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